中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと

 今、私自身、過去に戻って人生をやり直したいと思ったことは一度もありませんが、こうして大人になり、社会人になったとき、周りの同級生や先輩・後輩を多くの塾生・経営者・大人をみてきて、学生時代にしておいた方がいいことについて考えてみました。

ここでいうやっておいた方がいいことは、やっておいたら、良いことがあったり役に立ったり将来重宝されたりすることです。

学生時代は社会人と比べて長いようであっという間です。

全員が高校卒業(18歳)をして社会人になるとすると、

小学校1年生(7歳)だったら後12年、

中学1年生(13歳)だったら後6年、

高校1年生(16歳)だったら後3年で学生時代が終わってしまいます。

そして、18歳から社会人になったとすると私たちはおそらく70歳までは働くことになるでしょう。

働く期間は52もあります。

そう思うと、学生の間にやっておいた方がいいことはたくさんあります。

社会人になり働き始めるとほとんどの時間が仕事に追われ、自分のやりたいことに割く時間はなかなか取れません。

そこで、学生時代にやっておいた方がいいこととその理由についてまとめてみました。

 

 

1.たくさんの友達をつくる

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-友達をつくる-

 たくさんの友達をつくりましょう。

ここでいう友達は挨拶するだけの友達ではありません。

頼れる友達です。

私自身も最近になって気づいたことですが、学生時代にも知っていたが、大人になって仲が深まった友人が複数います

そういった友人は私のことを応援してくれ、手伝ってくれます。

あなたが何か困っているとき、まず最初に頼るのは家族だったり、友人だったりします。

その友人たちは色々な職業につきます。

いつあなたのことを助けてくれるか分かりません。

いつ再び仲が深まるかわかりません。

学生時代に気を合う友達をたくさんつくりましょう。

しかし、決して無理して、友達をつくる必要はありませんので。

 

 

2.幅広い年齢の人と話す

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと

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 学生時代はなかなか他の学年との接点はありませんが、社会人になれば、ほとんど年齢は関係なくなり、幅広い年齢の人と話す機会を増えてきます。

また、人に頼る場合も、同級生だけに頼るだけではありません。

先輩や後輩にも必ずできる人がいて、頼る機会があります。

また、頼れる人間が多いほどあなたの人生はうまくいく可能性は高くなります

学生の間にな年齢の人と話すことで、目上の人との話し方・年下の人とも対等に話せる力がつけると大人になって役に立ちます。

年齢で話す人を固定するのではなく、色々な人と話せるようになるといいでしょう。

 

3.英語を話せるようになる

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-英会話-

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 これは私もよく言われていましたが、英語は話せるようになれば、世界は確実に広がります

日本にはたくさんの良いところがあります。

技術にしろ、日本の文化にしろとても素晴らしいものがあります。

世界に目を向けてみると、その国ごとに素晴らしいものはたくさんあります。

他の国の人と話そうとしたとき、やはり世界共通語は英語になってきます。

この英語を話せるだけで、あなたの知識や世界は確実に広がります

良く耳にするのが、

「どうせ俺は日本に住んでいるのだから英語なんていらない。」

という人がいます。

本当にそれでいいのでしょうか?

毎年、日本に来る観光客の人も増え、日本で働きに来る外国人も増えています。

彼らの中には優秀な人がたくさんいます。

グローバル化が急速に進む現代で、

日本人だから、英語は必要がない」

いう人はすでに時代遅れかもしれません。

時間のある学生時代だからこそ、英語を話せる機会を自分でつくり、英語を話せるようになるととても貴重な人材になれるでしょう。

 

 

 

4.日本各地に旅行にいってみる

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-日本で旅行-

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 日本各地に旅行にいってみることで、自分の住む世界の小ささに気づき、自分の住む世界の良さにも気づけるでしょう。

自分の地元を出てみれば、言葉も文化も大きく異なります。

も大学生のとき、地元の大学でしたが、県外出身者が多く、言葉が全然違うことにとても驚いた経験があります。

そんな彼らと過ごすことで違いを認識し、お互いを尊重できるようになります。

日本各地に旅行に行くことであなたの知らない世界が待っています。

そうすることであなたの世界は広がり、あなたの感性は磨かれるでしょう。

そして、言葉の違いや文化を知り、あなた自身一回り成長できるでしょう。

 

5.海外に行ってみる

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 日本各地に旅行に行けたなら、次は海外に一度行ってみるといいでしょう。

私は大学を卒業して、初めてシンガポールに行きました。

そのときの脳に与えられた刺激は、日常生活では味わえないものでした。

シンガポールは、日本や中国、韓国などアジアの各地の文化が混在している地域で、多くの観光客が訪れます。ずっと日本にいた私は、周りが外国人だらけで、また、言語もみなそれぞれの言語で話しているだけで、衝撃を受けました。

日本人と会っただけで、少し嬉しくなり話しかけた記憶があります。

その当時8歳ぐらいの女の子と会話したのですが、

今まで何回ぐらい海外に行ったことあるの?」

と聞いたら、その女の子は

10回ぐらい」

と答えました。(笑)

25年間で一度しか行ったことがなかった私がやっと海外に行って刺激をもらい、考え方も変わりました

でもこの8歳ぐらいの女の子は10回も行ったことがあるとなると、どんな将来を歩むのだろうと楽しみに思います。

それぐらい海外に行ってみると興奮の連続です。

これは早めに経験しても悪くないことです。

むしろ、良いと思います。

そんなに遠くなくてもいいです。

台湾や韓国だったら、旅費も安く済みますし、時間をあっという間につきます。

学生時代に海外に行ってみるとあなたの世界観は変わるでしょう。

 

6.気が利く人間になる

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-気が利く-

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 塾生たちにもよく伝えていますが、テストの点数を取ることも大切なことですが、気が利く人間になることはそれ以上に大切なことです。

相手が今何を考えているのか、相手が何をしてほしいのか、先読みをすることで、どんな会社に入っても、そういった人は気に入られ、重宝されます。

学生時代に気が利く力は是非身につけましょう。

 

7.自分が本当にやりたいことを見つける

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-経験する-

  これは、最も大切なことかもしれません。

高校卒業後、約50年間は働かなくてはなりません。

そうしたとき、一度きりの人生をやりたくない仕事をし続けるのか、本当に自分のやりたいことを見つけて、働くのかでは、人生大きく違います

本当に自分がやりたいことは誰も探してくれません。

誰も教えてくれません。

そして、本気で自分と向き合わないと分かりません

この作業は本当に頭を悩ませ、簡単な問題ではありません。

この問題本気で考えた人たちが周りでも楽しく働いている気がします。

社会人になれば、自分の本当にやりたいことを見つける暇は会社は用意してくれません。

学生の間だけです。

自分が何をしたいのかを徹底的に毎日自問自答することで、必ずやりたいことが見つかります。

やりたいことが見つかれば、後はそれに向けて努力し突っ走るだけです。

是非学生の間にやりたいことを見つけ豊かな人生を歩んでください。

 

 

 

8.勉強する

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-勉強する-

 本当にやりたいことを見つけるのに勉強をしなければ見つかることはありません。

学校の勉強をすることで視野は広がり、自分のやりたいことの手助けをしてくれます。

学校の勉強であなたの将来に役に立つことはほとんどありません。

しかし、色々な子どもがいます。

そうした中で、偏った教育が行われてもいけません。

平等な教育を受けれるからこそ、その教育の中で価値を見出し、自分のものにできるかどうかは自分しだいです。

世の中、学校ほど質が高く無料で受けられる授業はありません。

あなたが大人になって何かを学びたいと思ったら、高い授業料は必須です。

そう考えたとき、学校の毎日の授業を大切にして価値を見出した人が勝ちです。

是非そういった考えをもって勉強してみてください。

 

9.学校の勉強以外にも勉強する

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-学校以外の勉強もする-

 学校の勉強以外にも勉強することは必要です。

学校の勉強だけでやりたいことを見つけれるほど甘くはありません。

また、学校以外の勉強をすることで、あなたが本当にやりたいことは見つかる可能性は高くなります。

学校以外でも学びたいことがあったら、積極的に学ぶようにしましょう。

 

10.全力で遊ぶ

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-全力で遊ぶ-

友達の何も考えずに遊べるのも学生の間だけです。

大人になるとなかなか夢中で遊ぶことは、ありません。

クラスマッチでサッカーをしたり、友達と放課後遊ぶときは全力で遊びましょう。

遊びから学ぶことも多々ありますので。

 

11.本を読む

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-本を読む-

本を読むことは非常に大切です。

私自身も大人になってから、本を読み始めました。

学生時代は本当に全くといっていいほど本を読みませんでした。

今やネットなどで情報を簡単に手に入れることができますが、信頼性はまだまだネットの課題だと思います。

その分本は著者が分かり、本を出すにも、みんなに読んでもらうためにしっかり書いてあるので、信頼性も高いです。

本は先人が残してくれた知恵なので、その知恵をもらい、さらなる成長を求めればいいのです。

自分が必要と思った情報は本を読むことで、ひらめいたり、考えがまとまったりします。

また、自分が考えていたことが言語化されることで、明確になったりもします。

今になると本を読むことの大切さがわかります。

本の大切さも早く気づいた人が勝ちです。

 

 

 

 

12.熱中できるものを見つける

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-熱中-

 学生の間に熱中できるものを見つけましょう。

スポーツでも絵を描くことでも、楽器をひくこと、ダンスをすることでも何でもいいです。

本気で何か取り組んでください。

本気で取り組むことで、仲間の大切さ、自分自身の成長などさまざまなことが見えてきます

熱中できるものを見つけましょう。

 

 

13.経験をする

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-経験する-

 色々な経験をしましょう。

勉強をしたり、本を読むことで知識は増えます。

知識が増えればやりたいことが見つけやすくなります。

しかし、いざやってみると、思っていたのとは、ちがうということはよくあります。

ネットで注文する洋服などでもそうです。

この服がほしいと思って注文したら、色が自分が思うやつと若干違ったり、サイズが合わなかったりします。

それと同じで、百聞は一見に如かずです。

やりたいことがあれば、是非そのことにチャレンジしてください。

そして、自分で体験をしてください。

体験をすることで見えてくるものがあり、人に伝えることもできます。

そうやって知識と経験を積むことで点と点が線で結びやすくなります

 

 

14.親に頼りすぎない

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-親に頼りすぎない-

 学生時代のときから親に頼りすぎないようにしましょう。

親に頼りっきりになっていると、親なしでは生きていけなくなります。

家事など自分のできることから、やるようにしましょう。

私自身、今思うことは、小さいころから、自分のことは自分でするという教育法でした。

給食エプロンのアイロンは小学校一年生のときに自分でかけていました。

小学生卒業するときには、家事全般はある程度はできるようになっていました。

そのおかげで家庭科の裁縫も誰よりも早く終わることができ、家庭科のテストも覚えるというよりは、経験として知っているので、非常に楽でした。

これも経験をしてきたからこその結果です。

あなたが自立することで、親は楽になります。

早く、自立して稼いで、親に小遣いをあげたり、旅行に連れて行ってあげられるような大人になりましょう。

そのためにもいち早く自立しましょう。

 

15.分からないことがあったら自分で調べる

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-自分で調べる-

分からないことがあったらまず自分で調べることは大切です。

この習慣を繰り返すことで、何か問題があったときの解決方法を知るだけでなく、次同じことが起きたときに容易に解決することができます。

人に聞いてしまうと、なかなか心に残りません。

自分で調べることで、吸収力も上がります

根本は自分で調べる努力をして、どうしても分からないときに、専門知識を持った人に聞くとよいです。

結果的にその方があなたのためになり、考える力もつきますので。

 

16.自分について知る

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-自分を知る-

 中高生のときは、友達の前、先生の前、後輩の前、先輩の前、親や兄弟の前で色々な自分がいると思います。

私自身も色々な自分がいて、カメレオンかというぐらい変化していました。

そういった態度をとっていると、本当の自分はどれかわからなり、迷った時期もありました。

しかし、今思ったのはどれも本当の自分で、臨機応変に人によって自分を変えているのだと気づきました。

自分の長所や短所を知ることで、体調管理などにも生かせます。

少し風邪気味なとき、もう少し頑張れるのか、これ以上頑張れるのか自分を知っていれば決断ができ、無理のない選択ができます。

自分を知らなかったら、無理をしてしまい、そのまま風邪が悪化すること多々あります。

学生時代に私は、どんな熱があっても学校に行き、授業を受けていました。

その結果その週は学校に行けかった経験をしました。

そのことで、自分はどれぐらい無理ができるのかを知りました。

自分の長所や短所を的確に知ることで、自分のやりたいこと、向いていることが分かります。

自分を知る時間を取るようにして、自分の自己紹介をできるようになれば、完璧でしょう。

 

17.人の良いところを探す

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-良いところを探す-

 の良いところを探すようにしてください。

人の悪いところを見つけ陰で文句を言う人は世の中多いです。

しかし、そんなことをしていては、あなたにとって何のプラスにもなりません。

人の良いところも見つけることで、良好な人間関係を築きやすいです。

良好な関係を結ぶことで、あなたを助けてくれる人もいます。

そういった人を増やすことであなたにとって必ずプラスになります。

人の良いところを探すようにしましょう。

 

18.あいさつができるようになる

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-あいさつ-

あいさつができるようになってください。

あいさつでその人の第一印象が大きく変わります。

あいさつは信頼にもかかわってきます。

最初の最後のあいさつは肝心です。

学生の間に印象の良いあいさつを覚え、心を込めてあいさつできるようにしましょう。

 

19.頼れる人をつくる

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-頼れる人をつくる-

頼れる人をつくりましょう。

人生は長いです。

困ったときや助けてほしいときは必ずきます。

そんなときあなたは頼れる人が何人いますか?

頼れる人はいるだけで、

どれだけ心強いか

どれだけあなた自身が成長できるかは計り知れません。

頼れる人、相談できる人を持つようにしましょう。

自分だけで考えるよりもさらにプラスαのアイデアが生まれますから。

 

20.人間力をつける

中高生に送る学生時代に本気でやっておいた方がいいこと-人間力-

人間力を鍛えてください。

人間力とはなんでしょう?

知識量、器の大きさ、経験値、頭の良さ

など様々なことが想像できると思います。

人間力がつくことで、あなたは非常に魅力的な人間になります。

魅力的な人間になることで、人から尊敬され、あなたについていきたいという人が現れます。

人間力は日々の生活や考え方で決まります。

逆にいうと、何歳からでも身につけることができます。

学生の間に人間力を高めてください。

そうすることで、豊かな人生になるでしょう。

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