小学生における中学受験は近年増加傾向にあります。入ってしまえば、エリートになれると思われがちですが実際はピンからキリまであります。
今回の記事では、小学生の中学受験におけるメリット・デメリットを紹介します。
・「中学受験を子どもに受けさせようか迷っている」
・「中学受験のメリット、デメリットについて知りたい」
・「中学受験についてもっと知りたい!」
子どもが4年生ぐらいになると、そのまま公立の中学校に行かせようか、附属中学を受験させるか私立受験をさせるか、考える親御さんもいると思います。
ただ、なんとなくで、中学受験を決めてしまうと、取り返しがつかないことになります。
そうなる前に中学受験のメリットとデメリットについて紹介したいと思います。是非ご参考ください。
1.中学受験のメリット
1-1 他の子(中学受験)をしない子より早く受験を経験できる
中学受験をしなかった場合、子どもたちが受験を経験するのは、中学3年生を迎えたときの高校受験になると思います。
その子たちは初めての受験になるので、どうやって勉強したらよいか、どういう配分で勉強したら、試行錯誤しながら考えていくと思います。
それに対して、中学受験を経験した子は高校受験を受けるとなった場合、2度目の受験となるため、1度目の受験の経験を生かすことができます。
やはり、初めて何かをするよりかは、2回目に何かをした方は人はうまくいく確率は非常に高くなると思います。(あくまでも本人しだいです)
これは大きなメリットとなりそうですね。
1-2 勉強に対する忍耐力がつく
中学受験を経験した子は経験してない子に対して勉強する時間の忍耐力がつきます。
小学校を卒業して中学校に入ったとき、初めてのテストで順位が出たり、偏差値が出たりします。
また、問題の数が多い分、覚える数も小学校とは比にならないぐらいあります。
受験を経験していない子はそのギャップに少し戸惑うと思いますが、受験を経験した子はそんなのは当たり前なので、怯むことなく中学校に入ることができ、小学校の経験を活かし、テスト慣れしているのは、大きなメリットとなりそうです。
1-3 高校受験をしなくて済む
中学受験させる親御さんの意見として高校受験をしなくて済むという意見がよく出てきます。
受験した中学にはよりますが、ほとんどの私立中学の場合はエスカレーター式でそのまま高校に行くことができるので、確かに受験をせずに高校に行くことができるでしょう。(実際はエスカレーター式でも受験をして最低限度の点数を取らなくてはいけないところもありますが…)
高校受験をしなくて済む分、他のことに時間を割けそうですね。こちらもメリットとなります。
1-4 幅広い友達ができる。
中学受験をした生徒は、そのまま合格した中学に行ったなら、幅広い友達ができるでしょう。
同じ都道府県内の友達はもちろん、自分の出身ではない人とも友達になるかもしれないので、大人になったときも、さまざまなことを吸収できるでしょう。
2.中学受験のデメリット
2-1地元の友達がいなくなる
中学受験をした教え子が「地元の友達が周りからいなくなる。」と嘆いていたので、こちらはデメリットとして挙げさせていただきます。
実際、地元の学校に進む人が大半なので、「寂しい」といった感情も持つかもしれません。
しかし、同じ環境の人がその学校に受験してやってくるので、早く周りと仲良くなれることは間違いないでしょう。
増える友達の数は中学受験のほうが多いので、最初を乗り越えれば中学受験の方が学校生活は豊かになると私は思います。
2-2 燃え尽き症候群になる
中学受験を経験した子は中学に入ると燃え尽き症候群になる可能性があります。
さらに中学受験を早めにすればするほど、この傾向は高いです。
小学校で、力を出し切った分、中学に入ると勉強のやる気が全くなくなったりすることもありますので、注意が必要です。
そうならないためには強制的に勉強させるのではなく、自主的にさせたいですね。
全員とは言えないですが、燃え尽き症候群になる可能性があるので、こちらもデメリットとさせていただきます。
2-3 受かった中学校がその子に合わない
受かった中学校の校風がその子に合わなかったときはかなり大変になりそうです。
やめるのもなかなか簡単な選択ではないと思いますし、公立の中学に移動するのも、色々な壁がありそうですね。
解決策としては、受ける中学について十分に調べて、実際にオープンキャンパスなどにいって見るといいでしょう。
そのときに学校の生徒の雰囲気、先生の雰囲気、実際に授業を受けたりもできますので、中学受験を考えの方は是非オープンキャンパスに行くことをおすすめします。
まとめ
以上、中学受験をしたときのメリット・デメリットを紹介しました。その子の性格を見極めて、その子がどこに行った方は中学・高校またはその先が伸びて豊かな人生になるのか時間をかけて考えて、話し合って、決めることをおすすめします。どの選択肢になっても後悔のないようにですね。分からないことがあれば質問してくださいね!
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