国語の点数がなかなか上がらなくて困っていませんか?
国語の点数を上げるにはちょっとしたコツがあり、そのコツさえつかめば、点数も飛躍的にupします。
国語の点数を上げるコツの一つとして、比較的取りやすい単元や問題があります。
それはズバリ物語文です。
物語文は評論文などと違って、読みやすく、あまり難しい言葉も出てきませんので、練習をしていけば必ず取れるようになります。
そこで、今回は高校入試国語の物語文の解き方について解説していきます。
□国語の点数が取れない人
□文章を読むことが苦手な人
□国語の点数を上げたい人
1.登場人物を整理する
まずは登場人物について以下のことを整理する必要があります。
・誰が登場するのか
・何人登場するのか
・登場人物の関係性
この3つのことを始めに整理することで、国語の物語文が解けるようになります。
少し時間がかかっても構いません。それほど、大切なことなので、登場人物が出てきたら、線を引いて、それが誰なのかを頭の中できちんと何度も確認して整理をしていきましょう。
そうすることで、イメージがわきやすくなり、読みやすくなります。
注意点としては、「登場人物の名称は複数使われている可能性もある」ということを知っておいてください。
例:タカシ君は父と買い物に行きました。父はそこで、息子に本を買ってあげました。
この文章を見てみるとタカシ君=息子ということがわかります。
この文章はすぐ近くにあるから分かりやすいですが、高校入試はもう少し離れたところに自然と別の人称で出てきます。
このことを注意して解くとさらにレベルアップします!
2.問題から先に読む
問題から先に読んでみましょう!
この技は物語文に限らず、国語の問題を解くときには非常に使える技です。
なぜ問題から先に読むことがいいかというと、問題を先に読むことで、何を答えなくてはいけないのかが先に分かるので、その答えを探しながら読むことができるので、時間の短縮にもなります。
普通に物語文から読んで、問題を読むともう一度物語を読まなくてはなりません。
時間もかかり、二度手間になってしまいます。
なので、問題から先に読むことで、解きやすくなり時間も短縮できるので、一石二鳥となります。
3.何を聞かれているのか正確に把握する
また、問題を読むときにもポイントがあり、何を聞かれているのか正確に把握しましょう。
例1)このときのタカシさんの気持ち書きなさい。
例2)このときのタカシさんが行動した理由を答えなさい。
例1ならば気持ちを書かなければなりません。
気持ちとはどんな気持ちがあるかというと、嬉しい、悲しい、楽しい、嬉しい、応援したい気持ちなど様々な気持ちがあると思います。
~気持ちで終わり、違和感がなければOKです。
しかしこれを当たり前と思う人もいるかと思いますが、気持ちを書かず、事実を書く人がいます。
例えば、野球を黙々とする気持ちなどです。
これは気持ちではなく、黙々と野球をするという事実です。
気持ちと事実をよく間違う人がいます。
答えを書くときは本当にそれが気持ちで合っているのか、事実であるのか少し考えてみれば分かります。
このことを頭に置いて解くようにしてください。
例2では理由を聞かれています。
理由を聞かれているときは、語尾は必ず「~から」で終わる必要があります。
似た例としてどんな様子か答えなさい。という問題があります。
この問題のときは、語尾を「~様子」で終わる必要があります。
答えがあっていても、語尾が間違えてしまうだけで、ほとんどの場合×になり、点数がもらえません。これは非常にもったいないので注意しましょう。
これらの他にも
・文字が指定(例:4文字で、10字以上15字以内で)
・漢数字か数字
・抜き出す問題(例:文章中から7文字で、答えが書いてある文章を一文で、答えが書いてある文章の最初の3文字)
などの問題があります。何を聞かれているのか、どう答えさせたいのかをきちんと把握することで、国語の点数は上がります。きちんと何を聞かれているのか把握するようにしてください。
3.イメージしながら読む
物語文が苦手な人は物語文を読むとき、頭の中でイメージせずに解いている人が多いです。
逆に物語を読むのが得意な人はイメージをしながら読んでいきます。
読んでいる際中にイメージができなくなったら、もう一度読むなどして、イメージを膨らませながら読むよう心掛けてください。
そうすることで、物語文は取れるようになります。
4.大事と思うところに線を引きながら解く
このやり方は少し難易度が高いです。
自分で読みながらあらかじめ、大事と思う部分に線を引きながら解いていくやり方です。
そうすることで、後から見直すときも、見直しをしやすくなり、自分でどこが大事か考えながら読むので、読解力も上がります。
注意点として、線を引きすぎて、大事なところが分からなくなる場合があります。
国語の点数で8割程度取れるようになったらこのやり方を試してみるといいでしょう。
慣れていくと、出題者の気持ちになって解くことができ、さらに点数upが期待できるでしょう。
5.分からなかった言葉は必ずわかる人に聞く

geralt / Pixabay
物語や国語の長文を読むのが苦手な人は言葉自体をあまり知りません。
いわゆる語彙力不足です。
この語彙力を鍛えるためには、わからない言葉が出てきたら一回一回わかる人に聞くか自分で調べるしかありません。
この作業を繰り返せば繰り返すほど、頭はよくなってきますし、点数にも反映されます。
これは必ずやるようにしてください。
どうでしたか?このやり方をおこなうだけで、国語の物語は解きやすくなります。また物語だけでなく、文章問題自体に強くなります。後はやり方によっては人によって、向き・不向きはあります。自分のやり方を見つけていき、これらのことを参考にしながら、点数が取れる方法を探ってみてください。その第一歩として、これらのことを試してみてください!
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