高校入試の作文の書き方

高校入試の作文の書き方

国語の点数がなかなか上がらなくて困っていませんか?

国語の点数を上げるにはちょっとしたコツがあり、そのコツさえつかめば、点数も飛躍的にupします。

国語の点数を上げるコツの一つとして、比較的取りやすい単元や問題があります。

その中の一つで作文問題があります。

しかもこの作文問題は他の問題とちがって、配点が少し高いので、作文をきちんと書けるだけで410点は一気に点数を上げることができます。

今回は高校入試の作文のポイントを解説していきます。

 

読んでほしい人 

□国語の点数が取れない人

作文を書くことが苦手な人

□国語の点数を上げたい人

 

 

 

1.誤字に気をつける

 高校入試の国語の作文の採点方法は、減点法であることが多いです。

誤字が一文字あるだけでマイナス1点となってしまいます。

誤字はとてももったいないので、もし、分からない漢字が出てきたときは別の言葉に言い換えるか、どうしても別の言葉で書けないときは、ひらがなで書くようにしましょう。

 

 

2.習った漢字は適度に使う

高校入試の作文の書き方-漢字-

 誤字に気をつけすぎて、小学校のときに習った漢字も必要以上にひらがなで書くのはやめましょう

減点になるかどうかはその学校によりますが、高校入試の作文でひらがなだらけの作文はあまり印象がよくありません

習った漢字はきちんと使うようにしてどうしても書けない漢字はひらがなで書いてください。

 

 

3.話し言葉を使わない

高校入試の作文の書き方-会話-

国語の高校入試の作文で話し言葉はNGです。

例えば私は~だなあと思います。

などです。中学校3年生になっても入試問題のときに、話し言葉を使う人は頻繁に見かけます。

どれが話し言葉なのか、話し言葉ではないのか、添削を受けることで、しだいに話し言葉は直ります。

また、「は」と「わ」の使い方を間違える人もたまにいます。

わたしは〇

わたしわ× 

こういったミスは減点対象になりますので、注意してください。

 

 

4.作文の書き方は守る

高校入試の作文の書き方-ルール-

・原稿用紙の最後に文字がきて、〇で最後終わるときは一緒のマス目に書く

・「  」の位置

・「  」の後は改行

・必要に応じて点(、)を打つ

・段落は一マス開ける(作文問題に指定がない限り)

など、作文を書くときには小学校で習ったように決まりがあります。

その当たり前の決まりは、問題に指定がない限り守るようにしましょう。

その決まりを守らないと減点対象になりますから。

 

 

3.何を伝えたいか自分の立場をはっきりさせる

高校入試の作文の書き方-立場-

 高校入試の作文を書くポイントとして何を伝えたいのか自分の立場をはっきりさせることを意識しましょう

例えば問題で、あなたは学級文庫を作るのに賛成か反対か?180字以上200文字以内で書きなさい。

という問題があったとします。

このときは、まずは自分の立場を明らかにするようにしてください。

私は学級文庫をつくるのに〇〇である。

そこから自分の理由を述べるようにすると書き出しがスムーズに書けますよ。

 

 

4.~である体で

 作文の指定がない限りは~である体が無難でしょう。

である体とはどういことかというと、ここからの文章で説明します。(以下~である体)

 

私は学級文庫をつくるのに賛成である。理由は、本に触れあう機会が増えるからだ。私のクラスでは本を読む人が少ないように思う。本を読むことで、得られる知識はたくさんあり、本から学ぶことはたくさんある。その機会を増やすためには学級文庫をつくるべきだと思う。

 

このように、です・ますを使わないことで、文が引き締まった印象になることが分かると思います。

問題に指定がない限りは~である体で書きましょう。

 

5.はじめ・中・おわりを意識する

 高校入試の作文の書き方のポイントとして、はじめ・中・終わりを意識することで、格段に作文が上手になります。

どういうことかというと先ほどの文で説明します。

 

私は学級文庫をつくるのに賛成である。理由は、本に触れあう機会が増えるからだ。私のクラスでは本を読む人が少ないように思う。本を読むことで、得られる知識はたくさんあり、本から学ぶことはたくさんある。その機会を増やすためには学級文庫をつくるべきだと思う。

 

どこが「はじめ・中・終わり」かわかりますか?

 

答え 

はじめ・・・私は学級文庫をつくるのに賛成である。

中・・・理由は、本に触れあう機会が増えるからだ。私のクラスでは本を読む人が少ないように思う。本を読むことで、得られる知識はたくさんあり、本から学ぶことはたくさんある。

終わり・・・その機会を増やすためには学級文庫をつくるべきだと思う。

 

 

分かりましたか?

 

はじめには自分の意見を述べ

中には理由を述べています。

おわりにはもう一度自分の意見に対しての結論を述べています。

 

このことを意識するだけで作文はかなり上手になり、他の文章問題のときにも、役に立ちます。

はじめ・中・終わり以外にも起承転結もありますが、小論文ではなく国語の高校入試のときにははじめ・中・終わりだけで十分です。

 

まとめ 

国語の高校入試の作文問題は比較的点数は取りやすく、しかも、過去問を3回程度解いて添削を受けるだけである程度の人は点数が取れるようになります。

そして、作文力を強化することは文章力を強化することにつながるため、他の問題のときにも活用することができるので、ぐんぐん点数はupしていきます。

国語の点数がなかなか取れない人は是非これらをよく読んで、克服していってください!

 

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