就職する前に考えること

就職する前に考えること

就職をしたら、こんな会社ではなかった。

と感じ、辞めてしまう人を私の周りでたくさん見てきました。

転職を好ましくないと思っている人たちはゆとり世代だからすぐ辞めると思っているのが現実です。

転職でも、良い転職と悪い転職があります。

良い転職とは、務めた会社で得るものは得て、次のステップに行くための転職でしたら、積極的転職なので、とてもいいことだと思います。

反対に悪い転職は会社に入ってみて、仕事内容が自分の性格に合わなかったり、給料が少なかったり、昇給、職場環境で悩み、転職をする消極的転職です。

こういった消極的転職の人たちを私は見てきました。

そういった人たちを見てきて感じるのが、就職する前に自分自身でできることはあるのではないかと日々感じていました。

しかし、どうしたらより良い就職先を見つけることができるか学校の先生たちは教えてくれません。

本当は就職した先があなたの人生の大半を過ごすわけで、

とても大切な人生のターニングポイントになることは間違いないはずです。

その就職のサポートが万全ではない気がします。

学校の先生になった人は就職活動をほとんど経験した先生がいないため、

就職についてもほぼ無知な先生も多いので、仕方のない状況と言えますが。

どうせ就職するなら、給与面でもやりがいの面でも良いに越したことはありません。

就職するのに不満だったら、就職じゃなくて、起業すればいいという発想にもなりますが。

できる人はいいですが、全員が全員そういった人たちばかりではなく、

起業じゃない選択肢をしたときでも、その人の人生にとって、素晴らしい仕事ができる環境は必ずあるはずです。

就職しないと分からない状況はあると思いますが、自分で調べれる範囲は調べるに越したことはありません。

またその方が自分が理想とする会社にも出会えるはずです。

今回は、自分に合った就職先を探す方法について紹介します。是非ご覧ください。

 

1.自分の性格を知ること

就職する前に考えること-性格を知る-

まず、就職する前に最も大切なことは自分の性格を知ることです。

全てはここから始まります。

就職を失敗する人たちの多くは、自分と本気で向き合っていなく、就職して、自分には向いていないと気づきます。

だからこそ、自分の性格を知る必要があるのです。

では、自分の本当の性格は、誰が知っているんでしょう?

親? 

友達? 

先生? 

いいえ、自分自身です。

他の人に自分の長所や短所を聞くのももちろんありですが、本当の性格を知っているのは自分自身です。

自分の心にしっかりと手を当て、自分の性格について考える時間を作ってみてください。

れはすぐに答えは出ません。

自分は何がしたいのか?

どんな仕事に向いているのか?

何を大切にしたいのか?

色々なことを考えてください。

自分自身を知ることで就職活動も有利に働き、あなたの理想とする会社、理想に近い会社で働けることでしょう。

また、今ではネットでいくつかの質問に答えるだけで、あなたの性格診断をしてくれる素晴らしいアイテムがあります。

私自身、そういった部類のものは全く信用していませんでした。

自分の性格は何だろうと考えたとき、様々な性格診断などを試しましたが、どれもしっくりきませんでした。

しかし、一つだけかなりしっくりしたものがありました。

それはマイナビが出している職業診断です。

これは、質問に答えるだけで、あなたの基本の性格から、向いている上司・向いている同僚・向いている後輩なども教えてくれます。

また、あなたが言われてイラっとする一言なども教えてくれ、実際にイラっとします。(笑)

そしてそれだけでなく、あなたが向いている職業をいくつかピックアップしてくれる優れものです。

ディグラム診断といって、心理学に基づいた診断をしてくれるため、信頼性も高いです。

この診断は自分の性格を知るためには必須アイテムだと思います。

もし、自分の性格が分からないときは、是非1度はやってみるといいでしょう。

 

2.仕事内容

就職する前に考えること-内容-

転職する人の一つの原因として、仕事内容が自分に向いていなくて、転職をする人が多いです。

仕事内容は、調べれば確実に分かりますし、実際にその職場に行くことができるのなら、そこの職場の人に聞くこともできます。

大手の会社なら企業説明会や企業見学などで聞けるはずです。

「仕事内容が自分の思っているものと違ったから、転職する」

はあまりにも、就職する前の情報不足だといえます。

自分に向いていない仕事は、身に入らず、スキルもほとんど身に付きません。

その時間はかなり無駄です。

人生はあっという間です。

調べて分かることなら、調べましょう。

これは、就職する前にできることの鉄則です。

実際に銀行や保険屋さん車屋さんは、始めのうちは営業しなくてはいけないのがほとんどです。

会社のノルマもあり、それを達成しなければ、ひどく上司から怒られたりもします。

しかし、営業が上手くいけば、その分、自分に給料としてもかえってきます。そ

れをやりがいに感じるできるのか、それともただの苦痛でしかないのかはその人しだいです。

他にも多くの例がありますが、自分の性格を知り、仕事内容をみてください。

そこで、自分にマッチするかどうかを判断して、就職先を選ぶと後悔しないでしょう。

 

 

3.給料

就職する前に考えること-給与

 仕事内容を確認できたら、次に大切になってくるのは、給料です。

やりがいのある仕事をしていても、無給だったら、あなたは生活ができません。

見るポイントとしては、初任給だけを見る人がほとんどですが、

ボーナスや昇給制度、生涯賃金などを確認するといいでしょう。

これも就職する前に調べれることはできます。

給料のことを聞くのはちょっとと思うかもしれませんが、これはあなたの人生がかかっているんですよ。

1回聞くだけで、自分の納得できる給料かどうか判断することができます。

就職して気付くでは遅いです。

もう一度言いますが、就職先で後悔しないためには、

調べれることは徹底的に調べる」が原則です。是非調べてみてください。

給料についてはまとめているサイトがありますので、こちらを見るといいでしょう。

「なりたい」が見つかる職業情報サイト Career  Garden

4.勤務形態

就職する前に考えること-勤務形態-

勤務形態も就職をする前に調べる価値はあります。

4-1 勤務時間

自分の生活スタイルと照らし合わせ、勤務時間は自分に合っているのか、

または勤務地は一生変わる予定はないのか、変わるのかはとても重要になってきます。

4-2 勤務地

勤務地が変わる場合は、結婚したときに優遇されるかどうかも確認しておく必要があります。

結婚したときに勤務地が優遇されない場合、単身赴任でやっていくのか、奥さんと一緒に住むのかなど、

一人だけの問題だけでなくなってきます。

今は結婚しないと思いますが、結婚はいつするか本当に分かりません。

調べていて損はありませんし、人生設計をするときにも役に立ちますよ。

4-3 休日

休日も確認しておくべきです。

カレンダー通りの休みを取りたいのか、不定期でも大丈夫なのかしだいで大きくかわります。

不定期の場合は、周りの友達と休みが合わせづらいデメリットがあるみたいです。

4-4 福利厚生

就職する際の福利厚生も就職を決めるのに大きな観点となります。

家賃の手当や交通費など福利厚生には会社で異なります。

福利厚生はないよりはあった方が後々の給料に関係してきます。

 

 

5.職場について

就職する前に考えること-職場-

 仕事内容、給料、勤務形態がある程度しぼれてきたら、実際にその職場を見学するといいでしょう。

百聞は一見に如かずです。

実際の働いている現場を見ることは、何よりも大切です。

5-1 意思決定の仕方

意思決定の仕方は、トップが全てを決めるのか(トップダウン型)、みんなで話し合って決めるのか(ボトムアップ型)なのかはあなたの性格と照らし合わせながらみるといいでしょう。トップのが全てを決めるのなら、そのトップの人格はあなたが働く上で良くも悪くもあなたに影響するでしょう。特に中小企業では、トップがコロコロ意見を変えると、影響があるのは、働く人たちであり、トップの人の性格は見ておくべき要素と言えます。

5-2 伝統が最新か

 また、伝統を重んじている会社なのか新しいことに挑戦し続けているところなのかでも全く社風が変わります。

自分には、元々あるものを大切にすることが得意なのか、創造力を生かせる会社がいいのかはあなたしだいです。

確認する項目としていれておいていいでしょう。

5-4 職場の構成や雰囲気

職場の男女比率や年齢の構成、職場の雰囲気はとても重要な要素となります。

自分にはどういった環境が向いているのか、その職場に生き、具体的に想像することが必要です。

 

 

6.あなたは何を求めているのか

就職する前に考えること-何を求めているか-

後はあなたは何を求めているかがポイントです。

給料なのか、やりがいなのか、休日がきちんとほしいのか、職場の人間関係などの環境なのか、

それは人それぞれ違います。

あなたが何を大切にしているのか、優先順位をつけてくことで、就職先を探すときの材料になります。

 

 

7.総合的に判断する

就職する前に考えること-総合的-

最終的には全てそろうことはほとんどないです。

少しでも何か不満が出てくると思いますが、どこに自分は重点に置いているのか、どこだったら許せるかをしっかりと考えた上で就職先を決めるといいでしょう。

総合的に判断をして最も自分が納得できるところを選べば、後悔のない就職先となりうるでしょう。

それでも就職したい会社がなく、やりたいことがあり、自分でやれる自信があれば起業をするといいでしょう。

経営者に向いている人・向いていない人

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