受験生の子を持つ親としてできることはなんだろうとよく考えます。
今まで100人以上の受験生、受験生の親を見てきて、成績が上がる受験生の親にはいくつかの共通点がありました。
受験生にとって親の役割は非常に大切であり、合否にも大きく関わってきます。
もちろん、親の力だけでは受験はうまくいくとは限りませんが、
受験生を持つ親としては子どもに結果を出してほしいですよね。
そこで、今回は、受験生の親必見!成績が上がる受験生の親がやっていることについて紹介します。
1.干渉しすぎない
受験生の親が子にできることはズバリ!
干渉しすぎないことです。
受験生の親は子どもが塾に行って、家で勉強していなかったら、どうしても口を出したくなります。
その気持ちはよくわかります。
受験生なのに、携帯ばっかり触って、受験生なのにテレビを見ていたり、受験生なのに、ユーチューブを見ていたり、とても心配になると思います。
そこで、口うるさく言ったとしても必ず喧嘩になり収集がつかなくなります。
受験生の子も少なからず、受験生ということで、プレッシャーは感じているはずです。
しかもそのプレッシャーは1年間蓄積され、ストレスにもなります。
そういった心理状態で、自宅でもゆっくりできないとなると、
その子にはゆっくりできる居場所がなくなってしまうおそれがあります。
では、受験生なのに、全く勉強をしていない子を目の前にしたとき、どうしたらよいのでしょう?
答えは、塾の先生だったり、学校の先生であったり、その子を本気で見てくれる第三者に相談するのがベストです。
ここで、相談する相手は、子どもも信頼している大人にしておきましょう。
理由は、子どもが信頼していない大人に親が相談してしまった場合、かえって逆効果になるからです。
わざわざなんで、あの先生に言ったのか、さらに親子喧嘩のもとになります。
子どもが信頼している大人に親が相談することで、子どもも素直に聞きやすくなります。
また、怒るのはよくないからと言って褒めすぎるのもNGです。
点数を取ったからといって、結果を褒めるのは、かえって、子どもにとってかなりのプレッシャーになります。
なので、褒めるときはその子の努力の過程を褒めるといいでしょう。
その努力の過程を見守ってあげるのが親の役目でしょう。
なので、受験生の親ができることは子にできるだけ、干渉しすぎないようにしてください。
受験というのは、人生の一つの乗り越えなければいけない壁です。
親離れ、子離れをするチャンスでもありますよ。
2.無関心になりすぎない
成績が上がる受験生の親がやっていることの二つ目は、子に対して、無関心になりすぎないことです。
干渉しすぎるのはよくないから、受験するのは、自分ではなく、子どもだからといって、親が全くの無関心であることはあまりよくありません。
一番近い親だからこそ、子の努力を知り、誰よりも心の中で応援をするスタンスがベストでしょう。
子どもはやはり、親に認められたいものです。
干渉されすぎるのは、嫌気がさしますが、親が無関心だと、承認欲求も満たされません。
子どもから受験について話しかけてきたら、子どもの言葉を繰り返すといいです。
人は共感してもらえることで、安心感や信頼が増します。
何を言えばいいかわからなかったりする方は、ぜひ子どもの言葉を繰り返してください。
最後に、もう一度言いますが、受験生にとって親の役割は非常に大切であり、合否にも大きく関わってきます。
そんな親ができることは、「干渉しすぎず、無関心にならないこと」です。
ほど良い距離感を保ち、受験期は子どもが大きく成長できる時期の一つと考え、
しっかり見守ってあげてください。それが、受験生の親ができることです!
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