実力を最大限発揮する方法

 学校で問題を解いたり、塾や家では問題が解けるのに、本番になると緊張をしまって、テストの点数が実力通り取れなかったり、結果がでないことはありませんか。それはもしかすると、日ごろの勉強の仕方に問題があるのかもしれません。

私自身も小学生の頃は本番にはあまり強くないタイプでしたが、自分の実力を最大限発揮する方法と出会ってから、本番でも実力通りの結果を出せるようになりました。

塾でも実力通りに結果を出させることを目標に毎日勉強を行っています。この方法を行うことで入試本番でも結果を出していますので、是非やってみてください。やり続けていると自然に本番でも実力を発揮できますので。

 

1.テストになれる

 本番のテストで実力が発揮できない理由として、あなたやあなたのお子さんはテスト慣れをしていないかもしれません。練習を一生懸命、頑張ることはとても良いことです。しかし、その練習方法が間違っていたり、自分の弱点などを見つけるためにはテストを行うしかありません。スポーツでいうと、このテスト=練習試合にあたります。練習試合をすることで、自分の欠点が現れるので、次なる課題が見つかり、その課題に向けて努力することができます。なので、練習試合を行うことで、本番緊張したりして、いつもと違うことをしたり、ケアレスミスを減らしていきます。だから、本番のテストで実力を発揮するためには、テスト慣れをしてください。実際にテストを自分でやってみるということです。そうすることで、本番の試験でも、臆することなく取り組むことができるでしょう。

 

この練習試合=テストを行うにはいくつかの注意点があります。この注意点を守らないと、自分でテストしてもあまり意味がなくなってしまいますので、ご覧ください。

 

2.本番と同じ環境をつくる

 自分でテストをするときには、できるだけ、実際にテストを受けるときに近い環境にする必要があります。なぜかというと、これもスポーツで例えると、練習試合で適当にやっても、本番になるといつもと違う雰囲気などに飲まれたりして、ミスをしてしまいます。こうなってしまっては何のための練習試合かよくわかりません。なので、練習試合を本番と近い環境にすることで、本番でも、いつも通りにプレーをすることができます。勉強でも同じで、自分でテストをするときは、できるだけ本番のテストと同じ状況を作り出すことが大切です。

 

例えばどういうことを同じ環境にしなければいけないか見てみましょう。

 

2-1時間を正確に測る

 自分でテストを解き際にどうせ間に合うから、時間を測らない人がいます。これはNO!です。時間は正確に測りましょう!時間を測ることで、自分のペース配分がわかり、時間に間に合わない人はどこを速く解けばいいか、どこの問題から解けばいいかみえてきます。また、時間が余る人も、その分、見直しをすることができるので、ケアレスミスも大幅に減っていきます。自分でテストをするときは、時間を正確に測るようにしましょう。

 

2-2 机の上も筆記具と消しゴムだけにする

 机の上は筆記用具と消しゴムだけにしましょう。本番のテストを受けるときは、数学の試験とかではない限り、基本、筆記具と消しゴムだけだと思います。これも自分でテストを行うときには同じようにしてください。机の上がごちゃごちゃしているだけで、本番とは程遠い環境になってしまい、心も引き締まりません。机の上を筆記具と消しゴムだけにすることで、より本番に近い状況を作り出すことができるので、気合いを入れてテストを解くことができます。

 

 

2-3 本番と思って解く

 自分でテストをおこなうときも、本番のテストと思って解くことが大切です。これはテストで自分の実力を発揮させるためには最も大切な要素といえます。いくら環境を整えても、あなた自身がだらだら解いたり、練習だからといって適当に解いてしまっては何の意味もありません。こんなことをしていると、本番になって緊張をしたりして、ケアレスミスをするだけです。自分でおこなうテストのときも本気で解くことで、本番でも同じようにすることができます。本番でいつもと違うなと感じたのなら、それはまだまだ練習が甘い証拠です。練習は試合と思って取り組み、試合は練習と思って取り組めるようになればバッチリです。是非やってみてください。あなたは本番に絶対に強くなりますよ。

 

3 模試に参加する

 模試は、自分が知らない人も受け、試験監督も知らない人するので、ほとんど入試本番と変わらない状況をつくることができます。なので、模試に参加することはとても大切なことだと思います。是非一度は模試に参加してみましょう。

 

 

まとめ

 これらのこのやり方は勉強以外にもスポーツなどの場面でも応用がかなりききます。あなたが本番に強くなるためには、テスト慣れをし、できるだけ本番に近い状況をつくり出すことが大切です。これらの他にも、私は試験のときの匂いを想像したり、雰囲気を鮮明に想像したりすることで、本番は全く緊張しなくなります。これはやりすぎと思うかもしれませんが、鮮明に想像すればするほど、本番の環境に本当に慣れてくるので、いつも通りの平常心でテストに取り組むことができます。あなたやあなたの友達は本番に弱いと思ったら、是非これらを参考にして教えてやってください!

 

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