ここでいうゴール設定とは目標を決めるということです。目標を決めることによって、モチベーションを上げたり・保つ上で非常に大切な役割をしています。今回は有限があるゴールを設定するのか無限のゴールを設定するのかと話題について書いています。有限のあるゴールと無限のゴールの違いがよく分からないという人のために、説明します。例えば、有限のゴールであれば、「今度の期末テストで10番以内をとる」などです。無限のゴールを設定するのであれば、「誰よりも頭良くなる」などです。この二つの有限と無限のゴールについてどちらを選択することがモチベーションを保つ上で良いのか考えてみましょう。なかなか難しい問題ですよね。この記事は、勉強に限らず、スポーツや社会人、自分で仕事をやっている人など多くの人の人生にとってより良い考え方となると思います。是非ご参考ください。
1.有限のあるゴール設定とは?
有限のあるゴール設定についてもう一度詳しく考えたいと思います。限りが有るということなので、達成したかどうかが客観的に見て分かるということになります。どんなゴール設定があるでしょうか?
・テストで5位以内に入る
・〇〇高校に受かる
・〇〇よりも高い点数を取る
・甲子園に行く
・〇〇大学に行く
・ノーベル章を取る
・テニスで世界ランク1位を取る
・ワールドカップに出る
どうでしょう?これらのゴールは達成したかどうか、人が見ても判断がつきますよね。これらが有限のあるゴール設定となります。
2.有限のゴールのメリット
では、有限のゴールのメリットは何でしょうか?何日後、何ヶ月後、何年後、何十年後と自分でゴールを達成するまでの期間をつくることができます。そして少しずつゴールを設定して達成していけば、自分の成長がすぐわかり、更なるモチベーションにつながりそうですね。これは最大のメリットとなりそうです。
3.有限のゴールのデメリット
では、逆に有限のゴールのデメリットは何か思いつきますか?これはゴールがあるので、達成したときに満足してしまう可能性が非常に高いです。また、その目標が高い目標でそれに向けて、必死に努力をして、人生をその目標に対して、挑み続け達成したとき、とても嬉しいことでしょう。しかし、その嬉しさと同時に次の目標を見つけることがなかなか難しくなってしまいそうですね。俗にいう燃え尽き症候群です。
スポーツ選手でいうと、わかりやすいと思います。オリンピックで金メダルを取るために頑張った選手が実際にオリンピックで金メダルをとった後、次の目標が見つからずにうつになるケースもあるそうです。これは最大のデメリットと言えるでしょう。
4.無限のゴール設定とは?
次は無限のゴール設定についてもう一度詳しく考えたいと思います。限りが無いということなので、達成したかどうかが客観的に見て分からないということになります。どんなゴール設定があるでしょうか?
・頭が誰よりも良くなる
・野球を上手になる
・世界を幸せにする
・数学を極める
・人間力を高める
などがあります。これらは達成したどうかは客観的には分からないので自分の中でしか、判断がつかなさそうですね。これらの目標設定が無限のゴール設定となります。
5.無限のゴールのメリット
無限のゴールのメリットは何でしょう?ゴールがないからこそ、とことん追求することができ、何歳になっても達成を目指して頑張れそうですね。例えば、野球が上手になるというゴール設定で考えてみましょう。メジャーでも数々の記録を残し、絶対的な地位を残しているイチロー選手はまさに無限のゴールをつくっていると言えます。日米通算のヒット数が歴代1位になったときでも、淡々とインタビューに応じていました。また、野球の哲学者・研究者でいたいと言っていたのはとても印象的です。野球をとことん追求したいからこそ、変わらない肉体で、モチベーションを維持し続けているかと思います。このことを考えると無限のゴールはモチベーションの維持においてメリットとなりそうですね。
6.無限のゴールのデメリット
では、無限のゴールのデメリットは何でしょう?期間の設定が設定できないからこそ、果てしないゴールだからこそ、目に見えて分からないゴールだからこそ、やる気を維持することが簡単ではなさそうですね。例えば、勉強ができるようになるというゴール設定をします。これだけでは、何をもとに勉強ができるようになったか分からず、判断できないため、徐々に勉強へのやる気が失われそうですね。では、これらのことを踏まえて、どうしたらいいのか結論に入りたいと思います。
7.結論
では、どうしたらいいのでしょう?結論としては、有限のあるゴールと無限のゴールを組み合わせればいいでしょう!!!有限のゴールがあることによって、自分の成長を確認でき、さらに有限のあるゴールを設定することができます。そして、もし、ゴール(有限)が達成したとしてももう一つのゴール(無限)があるので、頑張れると思います!勉強ができるようになるという例でみていくと分かりやすいかと思います。まず、誰よりも勉強ができるようになるという無限のゴール設定をつくります。次に勉強ができるようにするためにはどうしたらよいか考えて、1日の授業で1回は発表しようと決めたり、次のテストで〇点を取れるようにするなど有限のある目標設定をします。それを踏まえながら、達成できた、できないを判断し、反省し、できるだけ、勉強ができるようになるという目標に近づけていくといった感じです。これはどんな目標にも当てはめることができると思います。無限のゴールを設定していき、そのゴールに近づくために有限のあるゴールを段階的に設定する。これをすることによって、モチベーションの維持をすることができ、あなたの夢や目標が叶えられるでしょう!これは最強かと思われます!!!
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