小学生から習い事をするメリットとデメリットについて

 小学校のときにみなさんは何の習い事をしていましたか? 習字?     水泳?    ピアノ?  今では色々な種類の習い事が増え、小学生の間から習い事をさせる保護者はとても多いと思います。しかもその習い事の数も複数している子たちは当たり前で、月曜~金曜まで学校が終わった後は、習い事で埋め尽くされている子もいます。そこで、今回は小学生から習い事をするメリットとデメリットについて真剣に考えてみました。習い事をさせようか考えている親御さん、ご覧ください!

 

1.スキルが身につく

 小学生から習い事をするメリットとしては、習っていない子に比べると習っている子は、その習い事のスキルが身につくのはメリットです。例えば習字だったら、字は上手になりますし、そろばんを習っている子は他の子より、計算が速くなります。これらのスキルは、子どもがこれから生活する上で何らか大きな武器になるでしょう。なので、大人になっても役に立つ習い事をさせたいものですね。

 

 

2.そのまま職につながる

 小学校の習い事がそのまま、その子の職になることが稀にあります。例えば、ダンスを小学校から習っていて、だんだんと上手になっていき、中学校・高校と続けていき、そのままダンススクールの講師になったという話は聞いたことがあります。習字も同じように、段を積み重ねることによって、教わる立場から教える立場になっていったというのは、私の周りにもいます。このケースはなかなか多くはないかもしれませんが、小学生のときの習い事がその子にはまって、それが将来の夢につながるのはとてもいいことだと思います。なので、その子の性格に合った習い事やその子が興味を持った習い事をさせたいものですね。

 

3.大人になっても役に立つ

 小学生の頃の習い事が大人になっても役に立つことがあります。習い事の中でも大人になっても役に立つものの中で習字ではないでしょうか。今やパソコンが普及して字を書く機会が少なくなったとはいえ、自分で字を書く機会はあると思います。ホテルのチェックインをするときや、何かの資料を書くときなど様々な場合で、字を書きます。そのときに自分の字にあまり自信のない人たちは、こういったちょっとしたときでも、少し躊躇してしまいますよね。しかし、字が上手だったら、堂々と書くことができると思います。習い事にはよりますが大人になっても役に立つのは大きなメリットになりそうですね。

4.経験値がつく

 小学校のときから、習い事をすると、経験値はつくと思います。学校とは違う環境で学んだりすることで、その子の何かしらの能力は上がりますよね。また、経験しないよりか経験することによって得られるものは少なくないと思います。どこで、その習い事が役に立つかはわかりません。もしかしたら、役に立たないかもしれません。しかし、人生は一度きりなので、チャレンジや経験をすることによって、人間的成長が促進されるのではないでしょうか?また、子どもの感性はとても豊かですので、この経験を通して何か学びを手に入れようとします。なので、子どものときに色々経験させたいものですね。

 

5.友達が増える

 学校とは違う友達が増えるのも習い事のメリットではないかなと思います。習い事をしていない子は学校だけの世界しか知りません。学校の世界というのは非常に狭いものです。習い事をすることによって、同じ小学校の友達もいれば、違う小学校の友達もいるため、そこで仲良くなり、中学校が同じになるケースはよくあります。また、高校になって、同じになることもしばしばあります。子どものときから、色々な人と触れ、色々な考えを身につけることができるので、習い事はその子を一回りも二回りも成長させてくれることでしょう。

 

6.夢中になれる

 その子が興味を持った習い事をすれば、その習い事を必死で上達しようと思うので、子ども自身が夢中になれると思います。例えばサッカークラブでしたら、みんなと切磋琢磨して、練習して試合に挑んだりすることで、子どもだけでなく、親も夢中になれそうですね。そして。親子でのコミュニケーションも増えそうです。夢中になれるものを見つけることは非常に良いことだと思います。是非その子が夢中になれるものを何でもいいので、見つけてあげてください。

 

ここからはデメリットについてです。これが全てでは、ありませんがデメリットになる可能性がありますよという視点で書いています。

7.自由な時間がなくなる

 習い事を複数してしまうと、週一回だけでなく週2回だったり、3回だったりすることがあります。そうなったとき、学校から帰ってきたら、すぐに習い事をして、家に帰るのは夜になるということはよくあります。人生一度しかないと考えたとき、小学校生活もその子にとっては一度しかありません。学校が終わってみんなが遊んでいるときに、その子は習い事をして、一切遊べない状態になり得ます。遊びを通して学ぶことは多々あります。子どもにとって自由な時間がなくなるのは、デメリットかもしれませんね。

 

 

8.創造性はなくなる

 習い事を多くしている子の特徴として、自由な創造性に乏しくなる可能性が高くなります。習い事は基本、答えがあります。こうしたら上達し、こうしたら良くなるなど、様々な分野の先生が指導してくれます。なので、分からないときは人に聞いたり教えてくれるため、自分で考える力がつきにくくなると思われます。そうなってくると答えがない問題に出くわしたとき、自分で考える力があまりついてないため、人の力なしでは解決できないため非常に困ります。これは一概には言えません。指導者によっては、教えながらも自分で考える力を身につけさせようとする指導者もいます。そういった指導者がいる習い事をさせたいものです。

 

9.お金がかかる

 やはり習い事をさせる場合、お金がかかってきます。習い事の種類にもよりますが、安い習い事では月4000円からあり、高いところでは2万円以上する習い事もあります。兄弟、姉妹がいるところはその値段×2,3倍にもなります。習い事をさせると色々な良いことはあるのは確かです。しかし、ご家庭ごとの経済状況を考えながら、子どもが本当にやりたいと言ってきたとき、子どもが大人になって役に立つと感じたときは習わせてあげたいものですね。そのお金に見合った習い事かを見極める必要がありそうです。

 

まとめ

 いかがでしたか?私自身も今まで習い事は野球、サッカー、習字、そろばんとやってきました。大会が重なるときも多く、友達と遊ぶ暇も他の人と比べるとほとんどなかったように思えます。時には習い事をさぼって、遊びたいという気持ちもありましたが、全て自分からやりたいと言ったことなので、不満は何もありませんでした。今では習わせてくれた両親には感謝しています。さまざまなスキルを身につけることができ、それを今最大限に生かすことができているからです。習い事は時にはやめたくなるとき、嫌になるときが出てきます。そこで、簡単にやめるのは簡単です。でも、そこでひと踏ん張りすることによって、人間的成長ができるではないでしょうか。私は習い事をしてスキルアップしたことによって、現在多いに役立っています。もし、子どもができたときは、その子が本当にやりたいことだったら、それを全力でサポートしてあげることが、親の役目かなと思っています。是非子どもが習い事をしたい!と言ったときは、その子が軽い気持ちで言っているのか、本気でやりたいのか見極めて、本当にやりたいと分かったときはやらせてあげてください!

 

 

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