〈その他の自由研究〉
1.はじめに
「メビウスの輪」という言葉を聞いたことがありますか?
メビウスの輪・・・帯状の長方形の片方の端を180°ひねり、他方の端に貼り合わせた形状の図形(曲面)である。メービウスの帯ともいう。
私もこの輪を幼稚園のお泊り保育のときに作って、驚きました。
いつまでも終わりがなく、始まりも分からない輪にとりこになった記憶があります。
メビウスの輪は数学的に表すととても複雑な面を持つ一方で、紙では、一枚の長い長方形の紙を半回転巻いてテープでとめるだけで簡単につくれるという一面を持っています。
今回はこのメビウスの輪に関連する自由研究です。
この半回転の輪の中央部分をハサミで切ると、どんな風になるか?
という自由研究です。
あなたは想像つきますか?
全く想像がつかない人も多いはずです。
是非、簡単にでき、なおかつ面白い自由研究となっているので、やってみてください!
2.準備物
紙、はさみ
3.研究方法
(1)紙を細長い長方形に切る。
(2)紙を一回ねじって両端をのり等でつなげて輪にする。
(3)それから真ん中をはさみで切っていく。
(4)切った後の結果をみる。
(5)半回、1回、1回半、2回とねじって切ったときの結果をみてみる。
※一つの紙で自分で好きな大きさに切ってもできますが、きれいな長方形を切りたい方は、下の不思議なメビウスの輪キットをお使いください!
4.研究結果
『半回転折った紙』
一つの大きな輪になった!
『1回転折った紙』
二つの等しい輪ができた!
『1回転半折った紙
メビウスの輪が二つできた!
『2回転折った紙』
4つの小さな輪ができたようにみえた!
実験結果を表で表すと以下のようになりました!
・ねじった回数が半回では、大きな輪ができ、1回ねじると、二つの輪ができた。それ以降は、複雑に輪がからみあうことが分かった!
どうでしたか?想像もつかないですよね?こんな不思議な実験が手軽にできるんです!自由研究はアイデアしだいです!是非色んな自由研究に触れ面白い自由研究にチャレンジしてください!
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