〈その他の自由研究〉
あなたは紅茶を飲んだことはありますか?
小学生はなかな紅茶を飲む機会はないと思いますが、大人の方は1度は飲んだ経験があると思います。
紅茶にレモンを入れると色が薄くなった経験はありませんか。
実はこれは紅茶には少し変わった特性があるのです!
そこで今回は、紅茶に関するおもしろい自由研究を紹介します。
自由研究に困っているそこのきみ!
是非チャレンジしてみてください!
1.準備物
マロウ茶、ポッカレモン(果汁10%)、炭酸水素ナトリウム、水、紙コップ
2.研究方法
(1)水にブルーマローを浸し、すぐに青色になるので、色がついたらブルーマローを取り出す。
(2)レモン果汁、炭酸水素ナトリウムを入れて、液体の色の変化をみる。
※普通の紅茶よりもマローブルーという茶葉の方が色鮮やかに変化し、分かりやすいため、マローブルーを使用した。
※お湯で沸かさなくてもマローブルーはすぐに色がつきます!
※実験前と実験後で写真を撮っておくとまとめやすい!
※今回は行わなかったが、pH紙を使って、使った液体のpHを調べると酸・塩基がわかりなおよい。
3.研究の結果
まずは通常のマロウ茶の色は
こんな感じの薄い青色になる!
① マロウ茶にレモン汁を垂らすと
鮮やかなピンク色に変化した!
②マロウ茶に炭酸水素ナトリウムを加えると
濃い青色になった!
これらの結果を表に表すと以下の通りです!自由研究をまとめるときは、実験結果は表で表すとわかりやすい!
入れた液体 |
何もいれない |
レモン汁 |
炭酸水素ナトリウム |
写真 |
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結果 |
うすい青色 |
ピンク色 |
濃い青色 |
実験前はうすい青色をしていたが、ポッカレモンを入れると鮮やかなピンク色になった。
また、炭酸水素ナトリウムを入れると、濃い青色になった。
4.原理
色の変化には酸性やアルカリ性というのが関係していて、(中学生で習います)。ポッカレモンは酸性で、炭酸水素ナトリウムはアルカリ性である。である。なので、マローブルーという茶は酸性の液体を加えたときはピンク色になり、アルカリ性のものを加えたときは、濃い青色になる!逆にいうとマローブルーに何か液体を加えてピンク色になれば酸性、何も変化が起きなければ中性、濃い青色になればアルカリ性となり、指示薬としても使えそうですね!
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