総辞職と解散の違い
先に確認しておきたいのが,解散しても後々総辞職します。なので,違いは総辞職までの過程です。
総辞職
一気に内閣総理大臣と国務大臣が今の地位を辞め,国会議員のままでいて,新しい総理大臣を選ぶ。
つまり,リーダーが自ら白旗をはじめからふることを意味します。
解散
いったん今の衆議院(衆議院の議員)でいいかどうかを選挙によって判断する。
つまり,選挙という決戦を通してシロクロを決めます。
解散によって考えられること
①元々の衆議院の議員が選ばれたら,今の衆議院で大丈夫という世論結果になり,似たような内閣になる。
②全く違う議員が選ばれたら,今の衆議院でまずいということになり,ほとんど違う内閣になる。
そこで新しく選ばれた議員によって,内閣を新しく結成します。そのためには,選挙前に結成していた内閣が辞める必要があるので,ここで総辞職をします。そして,新しく選ばれた国会議員の中から内閣総理大臣を選びます。
以下に,具体的な流れを書いておきます!